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R40e

ウチのR40e

(2014/1/25,2/1更新)

中古で購入したウチのR40eここ(あるいはここ)の2684-GDJベースらしい。正確には2684-GJ1。


 ハードディスクのお引越し

R40eは予備機扱いなので、初期化するために本体のHPAエリアからクリーンインストールしなおし最新のパッチあてを済ませます。その後、ハードディスクの容量を増やすことにしました。
下記のHPAからのリカバリーを試そうとしましたが、どういうわけか換装したハードディスクに戻した隠しパーティションをBIOSから呼び出すことができなかったので、オリジナルのハードディスクで普通に見えているシステムをそのままコピーすることに。
USB接続の外付けハードディスクを使い、オリジナルのハードディスクからシステムをその外付けへバックアップして、その後別の容量が違うハードディスクを本体に内蔵しそこへ戻すというわけです。
単純なファイルコピーではうまくいかないのでいろいろバックアップソフトを使ってみましたが、なかなかgrubが認識してくれず起動できません。結局EaseUS Todo Backup Freeを使用してシステムをコピーしたところやっと成功しました。
手順はこんな感じ。

  1. HPAからクリーンインストールしたハードディスクへ、さらにTodo Backupをインストールする。
  2. そのTodo Backupを使い、WindowsをUSB接続の外付けハードディスクへバックアップする。USB1.1で遅いですから、気長に。確か7時間くらいかかったような。1.1とはいえUSBが使えるのは便利です。
  3. さらに、Todo Backupで起動CDを作成する。R40eにはライティング機能がありませんので、isoイメージだけ作成し、他のマシンでCD-Rを焼きます。
  4. 内蔵ハードディスクを換装する。必要に応じて初期化や、Linuxをインストールする。
  5. Todo Backupで作成したCDで起動し、リカバリーする。

 ドライバ&BIOS


 リカバリー関連情報


 無線LAN

内蔵のmini PCI LANカードはWindowsXPではWEPしか使えないようなので、コレガのCG-WLCB54GSを装着。


 HPAのバックアップ

たとえばEASEUS Partition Masterなどで、内蔵ハードディスクのパーティションを変更し、FAT32エリアを確保する。
Access IBMでリカバリを選び、F3でDOSへ。(F3はメニューに表示されない。)
a:\copy \recovery\fwbackup.exe c:\
a:\copy \recovery\fwrestor.exe c:\
ここでcは上記で確保したFAT32エリア。
a:\recovery\fwbackup size=640 file=c:\imgset
でデータをコピー。CDに収まるサイズでイメージファイルが切り出される。fwrestor.exeは戻すときに使う。


 HPAからリカバリー

今回やった方法

firstware起動環境となるfreedosと、usbが使えるpuppyを準備し作業しました。
1.freedosとpuppyのcdを作る。(fd11src.isoprecise-571JP.iso
2.freedosのcdで起動し、パーティションを5GB分FATで作成。そこへfreedosをインストール。
3.freedosでmbrを復旧。(不要かも)
>X:\FREEDOS\SETUO\BATCH>fdisk /mbr 1
4.puppyのcdで起動し、あらかじめ準備したHPA領域のバックアップをusbメモリ経由で先ほどのfreedosのパーティションへコピー。
5.HDD内のfreedosを起動し、fwrestorを開始。
6.最初はHPAエリアを認識しませんでしたが、二回目に再起動したときにAccess IBMボタンでIBM Predesktop Areaの画面になりました。ここでRecover to factory contentsを選べばリカバリーが始まります。

以前やった方法

PATA(IDE)のハードディスクを入手し、パーティションを作成。
1.FAT32で5GB
2.フォーマットなしで5GBをハードディスクの後ろに確保、フォーマットは必要なし。
上記2がHPAになります。
バックアップしておいた隠しパーティション用のイメージファイルを上記1に、ツール(fwrestor.exe)と一緒にコピーしておきます。
fdboot.imgをダウンロード
fdtoiso_gui.lzhでfdboot.imgをfdboot.isoに変換
fdboot.isoをイメージファイルとしてCDに焼き、そのCDからブートしてFreeDOSを起動します。
(ブートディスクの選択には、起動時にF12を押します。)
その後
>c:
>fwrestore file=c:\imgset
とやると、イメージファイルをハードディスクのHPAエリアに戻してくれます。
FAT32の領域は削除し、R40eを再起動し、IBMボタンを押せばリカバリーします。

 分解

ばらしていろいろ(とりあえずはCPU冷却ファン軸受けグリスアップかな)


 R40eのCPUファングリスアップ

ファン周りで異音がするようになったので、CPUファンの軸受け部分にグリスアップすることにしました。
保守マニュアルについてはR40eは見つからなかったので、近いと思われるR40elenovoのサイトから手に入れます。
マニュアルどおり、

  • 電源コードを抜いてバッテリをはずし、


  • 底面のキーボードの絵がついたネジ2個をはずし、



  • そこからキーボードを押し上げて手前のツメ部分をはずし手前に引きケーブルをはずし、





  • 手前のツメ部分をはずしてヒンジカバーをはずし、


  • ファンの電源ケーブルを抜いて、ファンアッセンブリーを固定しているネジ4個をはずし、


  • 保守マニュアルの絵のように斜めに抜いていけば取り出せます。この際ヒンジカバー手前の部品の左側をはずしたほうが抜きやすい。


  • ファンアッセンブリーはポンチ4箇所でとめてありますが、軽く止まっているだけなのでスナップボタンをはずすようにはずせます。逆の取り付けも出来ます。


  • これをはずすとファン本体が外れるので、軸部分をグリスアップします。


なお、戻すときはCPU周りの古い冷却グリスを取り除き、新しいグリスを塗布してて熱伝達を良くします。