windows環境に影響を与えることなくtinycoreが使えます
windowsのブートローダーからgrub4dosを呼び出すことで実現できます。
必要なファイルをCドライブ直下、/boot、/tceにコピーしますが、windowsシステムには影響を与えません。
1.カーネルローダー導入
grub4dosをダウンロードし、grldrとgrldr.mbrをCドライブ直下にコピー。
さらに以下のようにmenu.lstを準備。
color blue/green yellow/red white/magenta white/magenta timeout 10 default tinycore current title tinycore current root (hd0,2) ←自分のパーティション構成に合わせる。UUIDも可。 kernel /boot/vmlinuz kmap=qwerty/jp106 noutc tz=JST-9 initrd /boot/core.gz
2.ブートローダー設定(参考:grub4dos を利用するための準備)
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、
>bcdedit /create /d "grub4dos" /application BOOTSECTOR >bcdedit /set {entry} device partition=C: >bcdedit /set {entry} path \grldr.mbr >bcdedit /displayorder {entry} /addlast
{entry}は作られたエントリをコピー。
3.isoファイルの入手
tcのisoファイルをダウンロード。
4.tcファイルのコピー(カーネルとinitrd)
iso内の/bootディレクトリからvmlinuz,core.gzを/bootにコピーする。
ntfsを使うならScript to remaster with ntfs-3g includedを参考にmycore.gzを作って代わりに入れる。ntfs-3g.gzはtcのレポジトリから。menu.lstを変えるのも忘れずに。
>cat core.gz ntfs-3g.gz > mycore.gz
5.tcファイルのコピー(設定ファイルと拡張機能)
iso内の/cdeディレクトリ内すべてを/tceにコピー。
6.追加設定
ハードディスクに保存する設定にするなら、Options when Installed on a Hard Driveを参考にブートオプションに以下を追加。
opt=sda1 home=sda1 norestore