2012年3月18日にTinycore4.4がリリースされました。
そこで早速vmwareで起動してみました。
起動後、メモリが心もとないので仮想ハードディスクにスワップファイルを設定します。(この作業ははお好みで。)
次にScmBrowserからopera-11.scmをインストールしました。
このままでは日本語が表示されないのでOperaを起動し、ウェブからttf-takaoをダウンロードし展開、AppBrowserから展開したtczファイルをローカルでインストールします。
これで起動すると、画像の通り日本語表示OKになりました。簡単ですが、とりあえずはこれで用が足ります。ちなみに、Operaを選んだ理由はパッケージサイズが他に比べ小さいから。Firefox関係は別途gtk2が必要になるので、トータルで小さいOperaにしました。
あとは日本語入力ですが、とりあえずならAjax IME(当該サイトに記載されているのと異なり、Opera-11でもちゃんと動作します)かSumibiで。
ちなみに、上記拡張機能(tczやscm)は、ローカルディスクに保存する設定にしておかないと次の起動時にはきれいさっぱり忘れてしまいますのでご注意を。また、起動時からロードして、ずっと使い続けるなら別にscmを使わなくても、従来のtczで入れればいいですね。scmのメリットは依存関係も一つのファイルに取り込んでいることと、
scm-load -r hogehoge
でその機能拡張を簡単に取り除けることですから。
(しかしよく見てみると、ScmAppsにLocal->BootListとたどると起動時にscmをロードできる手段があることに気付いた。tceディレクトリにscmboot.lstというファイルがつくられそこにonboot.lstみたいに記述されるらしい。もちろんscmなのでscm-loadでの出し入れは自由自在のようだけど。)
それから忘れてましたが、キーボードがusのままなので、kmap.tczをロードしておいて、/opt/bootlocal.shに
loadkmap < /usr/share/kmap/qwerty/jp106.kmap
を記載しておいた方がいいでしょう。