http://distro.ibiblio.org/tinycorelinux/overview.htmlより
概要
1.少なくともCPUがi486DX、メモリ48メガ(オリジナルの英語版の場合)でCD-ROMドライブ(CD-ROMから起動する場合)があり有線によるインターネット接続のできるパソコンと、Tiny Core Linxuを焼いたCDが必要です。
2.Tiny Core Linxuは必要とするアプリケーションを自分で組み込む必要があります。
3.クラウドモードはいちばん簡単な使用方法で、CD-ROMで起動し、デスクトップが表示されればそのCD-ROMは抜いてしまうことができます。使用時にアプリケーションはメモリ上にインストールされるため、外部記憶は不要です。アプリケーションを試してみたいときやただインターネットを巡回するだけのときに便利なモードです。ただし、電源を入れるたびにアプリケーションのインストール作業が必要です。
4.USBメモリモードはアプリケーション再インストールの手間がなく、かといってUSBメモリ以外の外部記憶へのインストールも不要で、持ち運びに便利なモードです。USBメモリを挿した状態でCD-ROMから起動し、起動時に「tinycore waitusb=10」と入力します。起動後ファイルマネージャーを起動し、/mnt内からUSBメモリを捜し(通常の場合/mnt/sda1のはず)、そこにtceディレクトリを作ります。この/mnt/sda1/tce/にアプリケーションやデスクトップの設定や作成したファイルが保存されることになります。次回からはこのtceディレクトリは自動的に検知されます。シャットダウンするときはBackupを選び、sda1/tceに保存されるよう指定することを忘れずに。
5.USBメモリ起動モードでは、USBメモリから起動できるパソコンがあればCD-ROMなしでも運用できます。USBメモリモードで起動した後、コントロールパネルのHD/USB Installを使ってUSBメモリにインストールします。もちろんインストールの際USBメモリの内容はすべて消去されてしまいますので十分注意してください。
6.アプリケーションのインストールは、Appsを使います。Connectでリポジトリにアクセスし、好きなものを選ぶだけです。
7.インストールされたはずのアプリケーションが出てこないことがあります。USBメモリが遅い場合は、起動時に「tinycore waitusb=20」と入力して試します。インストール時にOnBootではなくOnDemandを選んでしまった場合は、デスクトップをクリックして出てくるメニューの中にあるOnDemandにそのアプリケーションが入っているはずです。インストール時にOnBootではなくOnDemandを選んでしまった場合は、デスクトップをクリックして出てくるメニューの中にあるOnDemandにそのアプリケーションが入っているはずです。OnBootとOnDemandの切替にはAppsAuditを使います。
Rich 2011年2月9日