USBメモリへのインストール
USBメモリへインストールするときはこんな感じ。
- インストール
- Using the Core2usb installer on Windowsにあるとおり、DownloadsページのTinyCoreをダウンロードして、Core2usbを使ってインストール。
- 起動
- ネットに接続する状態で起動することを確認したら、Extensions disappear after booting. How do I keep my extensions?にあるとおりブートコードにtce=sdb1などと追加して再度起動。この追記は1回だけでいい。(もちろんデータやアプリケーションの保存を考えていなければこの手順は不要です。その場合毎回アプリケーションのダウンロードや設定が必要なので面倒です。)
- アイコンのAppbrowserを使ってfirefoxとkmapをインストール。
- My keyboard is not US. How to add a keymap?に従ってキーボード配列を日本語に変更。日本語は/usr/share/kmap/qwerty/jp106.kmapのはず。(最近はうまくいかないので、ブートコードにkmap=qwerty/jp106と追加。)
- setxkbmap jp
- コントロールキーとキャップスロックキーを入れ替えるので、.xmodmaprcを作成し、~/.xsessionにxmodmap .xmodmaprcを追加。(この手順もお好みで。).xmodmaprcはこんな感じ。
remove Lock = Caps_Lock remove Control = Control_L keysym Control_L = Caps_Lock keysym Caps_Lock = Control_L add Lock = Caps_Lock add Control = Control_L
- firefoxでipaフォントをダウンロード。unzipで展開し、そのフォルダへ~/.fontsからリンクをはる。これでfirefoxの日本語表示ができる。
- 必要に応じ無線LANを設定
- setting_up_wifi(archive)などを参考に。Connecting to a WPA-PSK secured access pointでやったのなら、うまくいくことを確認したらスクリプトを/opt/bootlocal.shへ埋め込む。(iwlan0とかは、iwconfigで確認のこと。)
sudo wpa_supplicant -iwlan0 -c.wpa_supplicant.conf & と sudo udhcpc -iwlan0
- How To Set the Timezone?にあるように、ブートコードにtz=JST-9 noutcを追加。ちなみに、ブートコードをいじるときは、記憶媒体が/mnt/sdb1だとして/mnt/sdb1/boot/syslinux/syslinux.cfgあたり。tzdata.tczを入れることも忘れずに。
- .xsesstion
setxkbmap -model jp106 -layout jp,us xmodmap .xmodmaprc
- ついでに.xsessionにはsudo ntpd -p ntp.jst.mfeed.ad.jpを仕込む。
その他
- 日本語入力はAjax IME, Sumibi.org, Ajax IME(shogo82148 ver)などで。もともとTinyCoreLinuxの運用はネット接続前提のようなところがあるので、日本語入力関係は準備しない。
- wbarは不要?
wbar &
- 便利なのでメモ
- Alt + Tab : コンテキストメニュー
- Ctrl + Alt + カーソルキー: ウィンドウの移動
- Ctrl + Alt + m : ウィンドウ最大化トグル
- Ctrl + Alt + , (< キー) : ウィンドウ横方向を縮める
- Ctrl + Alt + . (> キー) : ウィンドウ横方向を広げる
- Ctrl + Alt + PageUp : ウィンドウ縦方向を縮める
- サウンド https://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1204072
$sudo gedit /etc/modprobe.d/alsa-base.conf options snd-hda-intel model=asus-mode4
- 画面キャプチャーはいろいろあると思いますが、単機能・軽量のgrabberを試用。悪くはないです。
閑話休題
tczにgccもあるので、コンパイルしようと思ったのだけどTiny Core Linux 日本語情報・支援サイトのコンパイルにもあるとおりcompiletcを入れたほうがいい。ただ、メモリは食います。最近使っているDell mini10vはメモリを2GBに拡張してあるため、余裕です。anthy、ibus-anthy、jnethackもコンパイルしてみました。