久しぶりにTiny Core Linuxを試してみました。2014年2月16日現在はv5.2です。 CDイメージを[Downloads|http://tinycorelinux.net/downloads.html]の[TinyCore(15 MB)|http://tinycorelinux.net/5.x/x86/release/TinyCore-current.iso]からダウンロードします。 また、今回は手元にテストマシンがないので、仮想環境としてVMware Playerを使います。使っているマシンがWindows7Starterの低スペックマシンなので、[バージョン3|https://my.vmware.com/jp/web/vmware/free#desktop_end_user_computing/vmware_player/3_0]をダウンロードし、インストールします。起動したら先ほどのCDイメージを使い、セットアップしましょう。ちなみに、tc起動後はハードディスクイメージをSCSIではなくIDEとし、tcのTerminalでfdiskを使いパーティションを作ったうえでmkfs.ext4でフォーマットしておきます。ちなみに、WMwareではなく実機だけどCDではなくUSBメモリを使う場合、[core2usb|http://sourceforge.net/projects/core2usb/]が使いやすいと思います。CDイメージを起動できる形でUSBメモリにコピーしてくれます。 tc@box:~$sudo fdisk /dev/sdaからpで確認。 nで作成しwで書き込む。 さらにtc@box:~$sudo mkfs.ext4 /dev/sda。 パーティションはお好みで。 これでtcからハードディスクイメージが使えるようになったので、再起動時には[FAQのアプリを保存するには?|http://tinycorelinux.net/faq.html#persist]にあるようにtce=sdaを加えます。これでダウンロードするtczファイルの保存先が先ほどのハードディスクになります。 あとはtc内の設定で好みの問題ですが、たとえばまずkmap.tczとfirefox.tczをインストールし、[FAQのキーボード配列が違うのだけど?|http://tinycorelinux.net/faq.html#keyboard]を参照してキーボードが日本語になるようにします。私の場合Aのキーの左にCtrlキーがないと不便なので、.xmodmaprcを作って.xsessionにxmodmap .xmodmaprcを追加したりします。 また、firefoxで[IPAのサイト|http://ipafont.ipa.go.jp/ipafont/download.html]にアクセスし(なにもしていなのにこの時点ですでにひらがな、カタカナは表示されます)、見やすいようにEnglishに切り替えてフォントをダウンロードしたらunzipで展開し、 tc@box:~$ln -s /mnt/sda/IPAfont00303 .font などとしておけば、firefoxでも日本語表示できるようになります。日本語入力のほうは[Ajax IME: Web-based Japanese Input Method|http://ajaxime.chasen.org/]などをお借りしましょう。 {{ref_image tc52.png}}